昨年にフンドーキンマンションで開催されたART PROJECT OITA 2013 ~循環~に続き、また大分市で新しいアートの祭典が開かれる。その舞台はなんと「トイレ」!?
「トイレンナーレ」というちょっとイタイネーミングセンスが如何にも大分らしい。
生活していく上で欠かすことの出来ない「トイレ」という超プライベート空間を現代アートを鑑賞するスペースとして活用することで、よりアートを身近なものに感じてもらえるようになるだろう。
アートに興味がない人にはアートに触れる機会に。
アートに興味がある人には、まだ行ったことのない場所への道しるべに。
作品第一弾は若草公園にある公衆トイレに設置。
若草公園を手がけるのはクリエイティブユニット 「トーチカ」。
トーチカはペンライトとデジタルカメラを使って空中に絵を描く光の魔術師。
誰でも簡単に作品を撮れることから、多くの人が作品に関わり、何千枚もの写真をアニメーションのように映し出すことで様々な世界観を作り出している。
この若草公園のトーチカを始め、iichiko 総合文化センターでは東京のアート発信地である3331 Arts Chiyodaに集めたおもちゃで制作した恐竜を展示している藤浩志。wazawazaではアートプラザで開催されたPickup Artist Exhibition vol.3のアーティストに選ばれた川崎泰史。大分の情報発信地、the bridgeではグラフィティのSUIKOが2つのトイレで別世界に誘います。
26日の点灯式には大分市長の釘宮磐氏、NPO法人 BEPPU PROJECT代表の山出淳也氏、おおいたトイレンナーレ実行委員会委員長の八坂千景氏が出席し、点灯前には「おおいたトイレンナーレ」の総合ディレクターである山出淳也氏による作品解説が行なわれる模様。
ぜひ、これからの大分の「トイレ」に注目しましょう!
【おおいたトイレンナーレ作品第一弾点灯式】
日 時:平成26年3月26日(水)午後6時30分~午後7時
場 所:若草公園 大分市中央町2丁目47
アーティスト:トーチカ
作品タイトル:「トイレのラクガキ」