4月5日(日)、大分 iichikoグランシアタ にモーニング娘。’15がやってくる!
3月14日から始まった、『モーニング娘。’15コンサートツアー春 ~GRADATION~』が大分でも開催されます。
記憶が定かであれば、高校生の頃か。
かつて知らない人はいないほどの人気を誇ったモーニング娘。が別府ビーコンプラザでコンサートを行ったことがある。
俗にいう黄金期の頃だが、さほど興味もなく当時は「別府にまで来るんだ。」と思う程度だった。
圧倒的人気を誇っていたモーニング娘。初期メンバーや後藤真希らが卒業していき、時は流れ、世はアイドル戦国時代に入る。
同時にメディアへの露出が減ってはいたが、ライブコンサートは精力的に続けており、ただ可愛いだけのアイドルではなく、1つのエンターテイメントとして新しいモーニング娘。を確立していった、高橋愛、道重さゆみらのプラチナ期。
YouTubeでモーニング娘。を漁っていくと必ず?辿り着く2009春に行われたコンサートツアー『プラチナ 9 DISCO』の「SONGS」は至高。
最近、モーニング娘。のファンになってプラチナ期を生で観たかったと後悔している人は少なくないだろう。
それほどに完成度が高く、それ故に成長を見届けたい、身近な存在でいてほしいと思うファンは他のアイドルにそれを求めた。
そんな中、2011年に約4年ぶりとなる新メンバー、現リーダーでなんやわからん悲しみを持った譜久村聖(フクムラ ミズキ)、絶賛キャラ迷走中の現サブリーダー生田衣梨奈(イクタ エリナ)、尊敬する先輩が卒業していく度に急成長していくエース鞘師里保(サヤシ リホ)、マツコ・デラックスに将来化けると期待されるNGなしの鈴木香音(スズキ カノン)の9期4人が加入。
さらに同年9月には漫画オタクでありながら太鼓持ちアイドルとして外交力もある現サブリーダー飯窪春菜(イイクボ ハルナ)、キレのあるダンスでエース鞘師にライバル心を燃やす石田亜佑美(イシダ アユミ)、北海道が産んだ天然にして天才、もはや言語化不可能な佐藤優樹(サトウ マサキ)、イケメンで壁ドンのスペシャリスト工藤遥(クドウ ハルカ)の4人が加入し、可愛い後輩達が入った新しいモーニング娘。を知ってもらいたいと、数々のバラエティ番組に出演し、自分カワイイキャラと毒舌キャラを浸透させ、「嫌いな女性芸能人」ランキングでも常に上位にランクインしながらも再びモーニング娘。の名に注目を集めたい一心で孤軍奮闘し続けたのが、昨年2014年11月26日に横浜アリーナ公演で卒業を迎えた、プラチナ期最後のメンバーでモーニング娘。史上最高のリーダーとうたわれた道重さゆみである。
「史上最高のリーダー」 とググってみてください。
「モーニング娘。」という言葉を久しぶりに友達から聞いたのはちょうど道重さゆみがリーダーになり、記念すべき50枚目のシングル『One・Two・Three/The 摩天楼ショー』が発売された頃であった。
歌えない、踊れない、可愛くないアイドルが増え過ぎた。
正直、「アイドル」という言葉にもうんざりしていたそんな時期に、久しぶりに見たモーニング娘。の姿は衝撃的で圧倒的だった。
(大分出身のユースケ・サンタマリアがモーニング娘。にハマったのもこの頃で、自身のレギュラー番組「『ぷっ』すま」で草彅剛にモーニング娘。の魅力を力説した程。)
ずば抜けた歌唱力でただ1人11期メンバーとして合格した歌姫、小田さくら(オダ サクラ)が加入し、2013年1月23日に発売された52ndシングル『Help me!!』で2009年発売の39thシングル『しょうがない 夢追い人』以来のオリコン週間ランキング1位を獲得。
ここから56thシングル『時空を超え 宇宙を超え/Password is 0』まで、日本中が『LOVEマシーン』で湧いていた黄金期時代にも成し得なかった5作連続のオリコン週間ランキング1位を獲得。
フォーメーションダンスという新境地を切り開き、グループ初のニューヨーク公演も大成功させ、全盛期が一度だけとは限らないことを証明した。
世間がまたモーニング娘。の魅力に気づき始めた最中の道重さゆみ卒業。
多くのファンが2007年以来の紅白出場を期待した2014年。
道重さゆみをもう一度、紅白で観たいと。
しかし彼女は卒業を選んだ。
モーニング娘。は常に進化していくグループであり、日本国民の約半数が観るであろう紅白という大舞台に自分がいてはいけない。自分が出れば、モーニング娘。を再びブレイクさせたリーダー道重さゆみに注目が集まってしまう。
新しいモーニング娘。を観てほしい、知ってほしいと願う気持ちから彼女は卒業を選んだ。
彼女のことを少しでも知れば、そう想像するのは難しいことではない。
とうとう紅白出場者の名前に「モーニング娘。」という文字はなかったが、、
こんな決断できますか?
自己犠牲を払い、世間を敵に回しながらもモーニング娘。に目を向かせ、リーダーになってからは「可愛い後輩たちを観て!」と言わんばかりにインタビューでは後輩に話を振り、再び脚光を浴び始め、後輩たちの成長を誰よりも肌で感じ、最高の舞台に手が届きそうな時に、もうこの子たちなら大丈夫と安心して晴れ舞台を譲り、自分は一線を退き卒業発表。
その姿はタワーレコード株式会社代表取締役社長でありながらアイドルヲタとしても有名な嶺脇育夫をして大経営者と言わしめた。
在籍期間4329日は歴代モーニング娘。メンバーの中で最長である。
歌もダンスも苦手で、顔はまぁ可愛い方だけど。
そんな女の子が約12年間、どんなに厳しい状況に置かれようと「モーニング娘。が好き」その気持ちだけでやってきた。
そしてリーダーになって2年間、「モーニング娘。に恩返しがしたい」という気持ちだけで、後輩たちを背中で引っ張ってきた。
史上最高のリーダー道重さゆみたらしめる所以である。
道重さゆみ最後のコンサートツアー2014秋 ~ GIVE ME MORE LOVE ~ 途中、約8,000名の応募者の中から選ばれた2人、あの高橋大輔さんと一緒にフィギュアスケートの練習していた経験を持つ尾形春水(オガタ ハルナ)、帰国子女でモーニング娘。のグローバル化に期待される野中美希(ノナカ ミキ)。ハロプロ研修生27名の中から選ばれた2人、14歳とは思えないスタイルを持ち、道重さゆみのことがとってもとっても大好きな牧野真莉愛(マキノ マリア)、メンバー最年少13歳にして既に完成されたルックスを持ち、加入当時の道重さゆみを彷彿とさせる羽賀朱音(ハガ アカネ)の計4人が12期メンバーとして日本武道館でお披露目された。
12期の4人は短い期間ではあったが、「自分が大好きで、メンバーが大好きで、支えてくれるスタッフが大好きで、自分を見つけてくれたファンが大好きで、モーニング娘。が大好き」という道重さゆみと同じ時間を共有できたことは、かけがえのないものになっただろう。
新リーダーとなった譜久村聖は9期メンバーオーディション途中で落選するも9期メンバー発表時にサプライズ合格。
田中れいな卒業時にはサブリーダーを任命され、どう道重さんを支えていけば良いか不安で泣いていた彼女だが、道重さゆみ卒業公演で新リーダーと発表された時には「モーニング娘。史上、一番頼りないリーダーと思われてしまうかもしれませんが、高橋さん、新垣さん、田中さん、光井さん、そして道重さんに教わったことは誰よりも自信があります!」と謙遜しながらも堂々とした表情で言い放ち、早くもその卒業公演で体現するのである。
公演途中でトラブルが起こった時、「高橋さんならどうするか?」という冷静な判断と「どうしても道重さんの隣で歌いたい。」という熱い感情が生んだ
「フクムラダッシュ」
モーニング娘。ライブ史上、語り継がれるであろう名シーンである。
しかし、一番頼もしく思えたのはアンコール前の最後の曲『Be Alive』を歌っている時のこと。
道重さゆみにそっと手を差し伸べ、手を繋いで階段を降り、涙する道重さゆみの手を力強くギュッと握り直した瞬間であった。
道重さゆみが大きな愛を持って育ててきた9期、10期、11期、12期の13人。
伸びのある歌声とダイナミックなダンス、道重さゆみに負けないくらいモーニング娘。が大好きな気持ち、精神的にも頼もしく成長した新リーダー譜久村聖のモーニング娘。’15の伝説が始まろうとしている。
イマココカラ
ー モーニング娘。’15コンサートツアー春 ~GRADATION~ ー
【日時】
4月5日(日)14:00開場 15:00開演
【会場】
iichikoグランシアタ(〒870-0029 大分県大分市高砂町2-33)
【料金】
一般席、ファミリー席 ¥7,500 全席指定,消費税込
当日券 ¥8,000
3歳以下無料(保護者1名に対し1名まで膝の上で。席が必要な場合はチケットをお買い求め下さい)
ファミリー席は公演中は着席しての観覧となります。立ち上がることは出来ません。(ファミリー席は小さなお子様にも楽しんでいただけるよう設定した席です。)
ファミリー席チケットも1枚に対し1名しか入場できません。(ペアチケットではありません。3歳以下のお子様の同伴は上記条件と同様です)
※アルコール類の持込、及び飲酒しての入場は固くお断り致します。
【チケット問い合わせ】
BEA TEL/092-712-4221
【総合問合せ先】
Hello! Project(ファンクラブ) TEL/03-3560-0722
4月15日(水)には、58枚目となるトリプルA面シングル
『青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ』が発売される。
『イマココカラ』は3月14日より上映されている『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』の主題歌になっています!
エンディングにもダンスで登場。(プリキュア史上初!!)
さらに飯窪春菜、石田亜佑美、小田さくらが描いた妖精キャラクターが劇中に登場し、声優にも初挑戦しています!
モーニング娘。12期にとっては初めてのシングル。
新メンバー4人の意気込みが届きました!
※年齢は3月26日現在
尾形春水 (おがたはるな・16歳・12期)
私にとって初めてのシングルの発売の発表を、私の16歳の誕生日(2月15日)に皆さんにお伝えすることになりとてもうれしいですし、一生の記念になりました。
ダンスも唄も経験がない私ですが、フレッシュさを武器に一生懸命、大きくパフォーマンスいたしました。
是非皆さんに「尾形春水」の名前を覚えていただければと思います。
野中美希 (のなかみき・15歳・12期)
今回のシングルのレコーディングやミュージックビデオの撮影など通じて、他のメンバーと一緒に活動することにより、とてもうれしく感じ、モーニング娘。’15のメンバーとしてより実感することが出来ました。
研修生からでなく加入した私ですが、唄もダンスもがんばりましたので、さらに新しくなったモーニング娘’15を多くの皆さんに見ていただきたいです。
牧野真莉愛 (まきのまりあ・14歳・12期)
新曲のリリースのお話を聞いたとき、私にとって初めてのリリース曲になるので、とても大切な曲になると思いました。
先輩メンバーには追いつけるように、同期のメンバーに負けないように、精一杯がんばりました!
そして、このシングルをきっかけに、いつか一番輝けるようにさらに努力したいです。
今後も私に注目してください。
羽賀朱音 (はがあかね・13歳・12期)
初のシングルがトリプルA面で、3曲もいただけてとてもうれしいです。
3曲とも、曲調が違うのでいろいろなモーニング娘。’15をみてもらいたいです。
また、今回の収録曲の「イマココカラ」は私の大好きな「プリキュアオールスターズ」の主題歌にもなっていてとてもうれしいです!
最年少の私ですが、がんばりたいと思います。