2014.01.28-02.03 ideal展 @アートプラザ

ART PROJECT OITA 2013 ~循環~ にて、フンドーキンマンションの1Fスペースを利用して公開制作などを行なった田中愛理、柴田彩愛、仲戸萌、松本江里加らが所属する、大分県立芸術文化短期大学の美術科学生を中心に構成されたクリエイティブ団体「ideal」。

発足から1年、それぞれの得意分野を活かした制作や、様々な社会活動に日々チャレンジしている。

今回のideal展では、これまで行なってきた活動やプロジェクトを紹介すると共に、idealの4つの主軸 [アクション]、[セッション]、[コンタクト]、[クリエイト]の「4」をテーマとした所属学生たちによる個人作品を展示している。

 

まず始めに目を奪われるのは、会場の奥にひっそりと佇む一人の少女。

作家は柴田彩愛ちゃん、1年生。子どもの頃から人形を作っており、設計図のようなものはほぼ無いに等しく、作っていくうちに少しずつ形になっていくそうだが、表情のある作品を作った事はまだない。

あえて無表情の人形を作る事で、観る人によって「こんな表情に観える。」という捉え方の違いを楽しんでいる。

しかし、身体は半分が白骨化していて、伝えたい想いがあるけど、それを相手に言わずに想っているだけ。

その想いがずっと残っていて、死んでもなお、居続ける。

というイメージで作られているそうで、無表情にも関わらず、悲しそうな表情に観えるのは僕だけではないはず。

大切な人からの連絡をずっと待ち焦がれているような。

彩愛ちゃんの人形は、自分の感情を映し出してくれる鏡のような存在なのかもしれない。

 

他にも、昨年the bridgeでも公開制作をした注目の若手作家、田中愛理ちゃんを筆頭に、想い、時間、繋がりを感じられる全11名のクリエイションを肌で感じられます。

 

可能性に満ちた、若きクリエイティブ団体「ideal」の今までとこれからをぜひ、ご覧ください!

 

 

期 間:2014年1月28日(火) – 2月3日(月)

時 間:9:00 – 19:00(最終日は17:00まで)

会 場:大分市アートプラザ市民ギャラリーB

入場料:無料

 

【オープニングパーティー】

1月28日(火)19:00 – 21:00

ワークショップ いたずらペインティングプレイス

2月1日(土)14:00 – 16:00 参加無料(予約不要)

向かい合う相手の顔に、絵の具などを使い透明フィルムの上から自由に落書きします。

普段はできない「いたずら」を楽しむワークショップです。

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