新連載!『ティーンのお泊まり❤︎』

只今、2019年、大晦日の20:59。
「今年やり残したことはあるか」という話題はどうしたって年の瀬に避けられない。苦手だなと思いつつ、毎年「無いよそんなの」としか言わなかった。だってもしやり残した状態で新しい年を迎えたとして、まだ片付いていないそれに多大な後悔を寄せることなんてほとんどない(自分が経験不足なだけ)。だいたい「あけおめ!」って感じで頭沸いて、前向きな気持ちになって忘れてる。だけど今年は大晦日だというのに、人生で初めて新しい年を迎えるまでにやり残したことができた。原稿を書くことです。〆切が大晦日、本日なのです。この文章を仕上げなければならないのです。

前置きが長くすみません。初回の今回、私の自己紹介をしていきたいと思う。ただ、あまりにも自分が空っぽで私の何をどう紹介すればいいか分からず、今、締切日になってしまった。

はじめまして。Kと申します。17歳、女です。大分生まれ、大分育ち、大分が好き。通信制の高校に通いつつ、バイトもしています。音楽、好きな人とごはんを食べること、Twitter、人間好きと話すこと、寝ることなどが好き。蛙、冬、怒り、干渉されることなどが苦手(自分の紹介が尽きた)。

細かいことを羅列していけばもっとたくさんあるが、切りがない。だから1つだけ人生に大きく影響していることを今回は書く。

高校1年生までは、普通の高校にいた。私は小学生の時から冬になるとどうしても鬱っぽくて敵わない。あと集団行動がとても苦手。高1の2学期、まともに学校に通えず、この学校に居続けたら私は私を使いこなせないで生きていくなと思い、辞めた。そして今年4月から通信制の高校に入った。バイトも始めた。

バイト先はとても刺激的な場所だった。老若男女、たくさんの人たち、文化に出会った。それまでは同世代でほとんどの人間関係ができていて、面白いとされるものほとんどが流行。学校の先生なんて本当に価値のある世界の探し方さえ教えてくれない。けれどバイト先、また店主さんに出会ってから、街の楽しみ方、大分の魅力、芸術、文化、そしてそれらを愛する人の魅力に気づけた。とにかく面白い。楽しい。新しいことに出会うことで生きることが楽しいと思えた。もっともっと知りたい、出会いたい。

たくさんの芸術や文化に触れていくなかで、バイト先での会話中、旅行の話題も多くなった。スタッフさんも旅行好きな人が多く、頻繁にお土産を戴いたりしている。私は旅行をほとんどしたことがなかった。帰省で関西の方に行くくらいだろうか。そういったことを言うと「旅はいいよ!行きなよ!」とみなさんが言ってくれた。実際、いろんな人の旅の話を聞いていつも羨ましいと思っていたし、楽しそうだと感じた。そしてその中でゲストハウスの存在も知った。「色んな人に出会えるよ」その言葉だけで私は行ってみようと決意。「面白い」を教えてくれた人が言うから楽しいに決まってるじゃないか。

そして私は初めて8月、竹田のゲストハウスに泊まった。人生初の旅。そこからはもう旅、ゲストハウスの虜。知らない街で知らない人に出会って空気も時間も全部楽しむ。

旅というものは面白い。五感のすべてがフル稼働。そして旅好きが集まるゲストハウスという場所の素晴らしさ。私の人生、これらに出会えて大きく変わった。インドに行ったら世界観変わるとかは知らないが、旅の魅力に気づいたら世界は変わる。これからここに私の旅の記録を少しずつしていこうと思う。あと、こんな感じの人間です。伝わるのだろうか。こんな人間なんですが、会ってみたいなーみたいに思われるように頑張りたいね。

次は人生初の竹田のゲストハウスについて書く。読んでくれたら幸いです。それでは。

 

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