映画の一刻 ~日常とシネマの旅~ 第32便『イエスタデイ』2019.11.23sat – 2020.01.10fri @シネマ5bis

大分の中心市街地、五番街にひっそりと佇む小さな老舗映画館、シネマ5。
メジャーな映画ではなく、いわゆるミニシアター系の映画を上映している映画館だが、その映画選びは個性的。一時期東京でも流行った、ファッション的要素の強いミニシアターではなく、どこか日本の奥ゆかしさを秘めている。

個性的な映画選びだが、ちゃんと幅広い層が楽しめるようにもてなしてくれる。
そして何より空間が素晴らしい。

そのシネマ5副支配人である大西さんにシネマ5&シネマ5bisで上映される映画の中で超個人的にオススメな映画を紹介して頂く、映画の一刻(ひととき) ~日常とシネマの旅~。

今回の旅は、『イエスタデイ』
どうぞ、お楽しみください!

 

『イエスタデイ』

 

おもしろい映画を見ると、すぐ影響されてしまいます。
なんてったって、いつもの毎日がキラキラであふれますから。
だから、うかれて、
もちろん、サントラは即買い!
今まで何気に聞いていたビートルズも、ちゃんと聞かねば!と、とりあえずベスト盤みたいなダイジェストCDをネットでポチッと!(アルバム買ってよーと、ファンの人にため息つかれそうですが。笑)
そんなこんなで、現在大ヒット上映中です。
とにかくハッピーなのに、涙が止まらない映画です!

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主人公ジャックは売れないミュージシャン。ある日、謎の大停電が瞬間的に起こり、一瞬の暗闇の中で自転車に乗っていたジャックはバスにはねられ昏睡状態に。

目覚めると、なぜかビートルズが存在しない世界になっていた⁉︎

名曲イエスタデイを口ずさんでも誰も知らないばかりか、
いつのまにそんないい曲を作ったの?と、ジャックの才能として評価され、
次々と出てくるジャックの中のビートルズの曲が、
ジャックの作った曲として世界に、みんなの心に響いていく。
現代のビッグスター、エド・シーラン(本人が演じてます)さえ、ジャックの曲に感動して自分のコンサートの前座を頼んできた。スターの階段を駆け上がっていくジャック。
幼馴染でこれまでジャックのマネージャーをしてくれたエリーは、自分の手から離れて行ってしまうジャックを祝福しつつも、寂しさが隠せない。
そして、ジャックはずっと目指してきたメジャー&世界デビューを手に入れていくのですが…。

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ビートルズの曲って、私のようなビートルズファンと言えないものまで、
彼らの曲をかなり知っていることを実感。それほどビートルズの曲は私たちの暮らしの中に入り込んで、何気ない物事にキラキラをプラスしてくれているように思います。

そういえば、天才的なアーティストは天からそのアイディアが降りてくる!とよく聞きますが、もしかして実はこの映画のように、元は別次元で別の誰かがつくったものを、この世界では自分しか知らないのをいいことに、溢れ出る才能!みたいに言って出してきてるかもしれないーーーーかのモーツァルトは、どんどん曲が湧いて出てきたと聞いたことがある、、、それも実はこれと同じことだったりして!なんて、勝手な妄想をしつつ。
映画の余韻をずーっと引きずって楽しんでいます。
ダニー・ボイル監督、やってくれました!ありがとう!

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さて、この映画の公式fbにて、今話題の質問です。

世界になくても生きていけるのはどっち?

映画? それとも、音楽?

あなたはどっちですか?
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ちなみに、お得情報!
12月8日の『イエスタデイ』は、1100円均一です。

『イエスタデイ』
監督:ダニー・ボイル
脚本:リチャード・カーティス
出演:ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、ケイト・マッキノン、エド・シーラン etc.
作品情報:2019年 イギリス(116分)
配給:東宝東和
日本公式サイトhttps://yesterdaymovie.jp

【上映期間】
2019.11.23(土) – 2020.1.10(金)

【上映時間】
オフィシャルサイトにてチェック!
http://www.cinema5.gr.jp/

【会場】
シネマ5his
大分市府内町3丁目7-7
TEL 097-536-4512 / FAX 097-536-4536
オフィシャルサイト http://www.cinema5.gr.jp

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