これはあるアタマのおかしな男の愛から始まったプロジェクト。
別府市の鉄輪で67年にわたり親しまれてきた大衆演劇場、ヤングセンター。そこには観劇者や宿泊者のみが入れるという温泉があった。
このステンドグラスに囲まれた古代ローマの神殿のような輝き。。
しかし2020年、惜しまれながら閉館したヤングセンターと共に取り壊されることに。
無くなる前に知りたかった!という人も少なくないだろう。私もその一人だ。
別府に住んでいると、意外と?別府のことを知らない。むしろ観光客の方が知ってたりする。家、学校や会社、買い物、行動範囲は自ずと決まってきてルーティン化する。日常的に体感していることが他県の人には非日常だったりする。
例えば、生まれた時から掛け流しの温泉に入って育つと、別府を出て初めてお湯を沸かしてお風呂に入ることにカルチャーショックを受けたことを今でも覚えている。
感受性の高い学生時代にもっと別府(地元)を体感させるべきなのだ。
と、この素敵な温泉を今まで知らなかったことに愚痴り、、話を戻そう。
残念ながら、この温泉には入ることができなくなってしまったが、男湯に9枚、女湯に4枚、計13枚あったステンドグラスを残そう!というプロジェクトが立ち上がった。
現在すでに、別府では「湯治宿ひろみや」と「山田別荘」、豊後大野にある「稲積水中鍾乳洞」、湯布院「らんぷの宿」に設置され、残りも大分県内の様々な場所に随時、設置予定。
この13枚のステンドグラスとその土地を楽しく回遊できるWebサイトを制作するため、クラウドファンディングもスタートする!
支援者へのリターンは別府ゆかりのアーティストが作る愛のこもった「ヤング」グッズたち。
ヤングセンターの温泉に惚れ込んだ、あるアタマのおかしな男の愛により立ち上がり、アタマのおかしな有志たちの愛によって支えられるプロジェクト「ヤングセンターステンドグラス補完計画」。
クラウドファンディングは4月20日(水)、21時スタートです!
https://camp-fire.jp/projects/508719/preview?token=14t5vwe1
このプロジェクトの発起人である別府出身の写真家、東京神父さんの愛の詰まったインタビューも近日公開!
最後に、別府人に対しての「アタマがおかしい」と「変態」は褒め言葉です。誤解なきよう。